一般内科
一般内科
皆さまの、地域のかかりつけ医としての役割を果たします。例えば、かぜやお腹を壊したといったちょっとした体調不良の時に、不快な症状を軽減しながら病気を適切に治療し、普段の生活へ早く戻れるようにお手伝いいたします。
身体のあちこちに症状があって、どこの科を受診したら良いのか分からないという時も当院の出番です。当院院長は消化器、呼吸器から膠原病と幅広い疾患の治療を経験しており多臓器を横断的に考えなければならない疾患も得意としています。肌の痒みや関節の痛みのような局所の病気にみえる症状も実は全身病の一つの症状かもしれません。木を見て森を見ずとならない診療を心がけておりますので、何科にかかって良いか困られている時ほどお気軽にご相談ください。もちろん、より専門性の高い治療が必要な場合は患者さまのご希望と合わせて適切な医療機関へご紹介させていただきます。どこまでをかかりつけ医で診療させていただいて良いのか、どこから専門医療機関へお任せするのかを患者さまを第一に考え誠実に対応しております。
高血圧や高脂血症といった長期にわたる治療が必要な病気に関しても患者さまの生活背景を理解し、適切な診療を患者さまと二人三脚で行っています。当院では動機づけ面接法を取り入れ、叱られない、気分が良くなる診療、療養指導を行っております。同じ長期間通院するのであればご自身に自信を持って前向きになれる所を探しているという患者さまはぜひご相談ください。
大切なご家族の相談をされたい場合もお気軽にお声掛けいただければ喜んでお応えさせていただきます。
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。
お腹の不調や気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。
お腹の不調や気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。
お腹の不調や気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
鼻から喉までの気道に急性の炎症が起こって、鼻水、鼻づまりなど鼻の症状やのどの痛み、頭痛や発熱、全身倦怠感などが出てくる病気です。
原因微生物の80~90%はウイルスです。くしゃみなどの飛沫を介して気道の粘膜に付着、侵入し増殖することで発症します。原因微生物の同定が難しい場合が多く、不要な費用の負担を掛けないために症状から診断することが多いです。
基本的に自然に治癒します。ウイルスには細菌に対するお薬である抗生剤は効かないため抗生剤処方を控えております。一方で扁桃に白い苔のようなものが付いているといった細菌感染を疑う場合にはきっちりと抗生剤を処方させていただきます。
かぜと言っても数日間の鼻や喉の症状は辛いですよね。咳止め、解熱鎮痛薬など辛い症状を和らげる薬を処方させていただきます。咳がしばらく残ることがありますので完治するまで丁寧に診療させていただきます。
外出時のマスク着用、帰宅時の手洗いとうがいを徹底することでかぜ症候群は予防できます。
インフルエンザウイルスによる急性感染症で、ウイルスにはA、B、Cの3型があります。通常、寒い季節に流行しますがゴールデンウィークでもポッと流行することがあります。
感染した人の咳やくしゃみなどの飛沫が口や鼻から侵入することで感染します。感染してから1~3日間ほどの潜伏期間を経て、38℃以上の突然の高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などが現れ、大体1週間で軽快します。経験的にA型はかぜの強い症状、B型は頭痛や筋肉痛や関節痛といった全身症状が強いことが特徴と感じていますが、迅速診断キットで短時間に診断でき、A型とB型の鑑別も可能です。
抗インフルエンザウイルス薬は発症48時間以内でないと効果がありませんので早めの受診をお勧めいたします。飲み薬あるいは吸入薬、点滴による治療があり、患者さまに合わせた治療をご提案しています。
外出時のマスク着用、帰宅時の手洗いとうがいを徹底することでインフルエンザの患者さまがぐっと減ったことを実感しています。
インフルエンザの予防接種も実施しております。
かぜをこじらせて、気管から気管支まで炎症が広がってしまうと発症します。咳や痰が出てきます。発熱や全身倦怠感があったり、胸の辺りがムズムズすると言われる患者さまもおられます。
原因微生物はウイルスが多いですが、細菌感染が一緒に起こる場合もあります。咳や痰といった症状から診断しますが、高熱の場合や咳が長く続く場合は肺炎の恐れがあるため、胸部エックス線検査で肺炎がないか確認することをお勧めしています。
高齢患者さまや糖尿病患者さまでは細菌感染が続発しますと重症化の危険性がありますので早期の受診をお勧めしております。そのような場合は抗生剤で治療させていただきます。
咳が止まらないと胸が痛くなったり、会話が辛くなってしまいますよね。咳止めや痰切りといったお困りの症状を和らげる対症療法薬も処方しております。
吐き気・嘔吐や下痢、腹痛、発熱が急に出てくる病気として最も多いのが「お腹のかぜ」、感染性胃腸炎です。
ほとんどはウイルス性でノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスが3大原因です。内科では冬場(12月~1月)に激しい嘔吐と下痢が数日間起こるノロウイルスによる胃腸炎をよく経験します。ノロウイルスは3歳未満と65歳以上の方で簡便な抗原検査が保険適応となっていますが、結果が陰性でもノロウイルス感染ではないと確定できないこと、治療はどのウイルスでも結局同じであることから検査をしないことも多いです。治療は嘔吐や下痢がひどく脱水が強い場合は点滴、発熱や腹痛に解熱鎮痛薬といった症状緩和治療を行います。一般的には自然に回復していきます。
細菌性胃腸炎は病原性大腸菌、サルモネラ菌、カンピロバクターといった細菌が原因となることが多く、ウイルス性よりも腹痛や下血、下痢といった症状が多いのが特徴です。
感染性胃腸炎はドアノブのような病原体が付着したものや感染した人に触れることで感染する接触感染で広がります。またノロウイルスのように十分に加熱せずに生牡蠣や貝類を食べてかかってしまうこともあります。
感染した場合は周囲の方へうつさないように注意が必要です。最も大切なことは流水による手洗いと消毒です。
上の血圧である収縮期血圧が140mmHg以上、または下の血圧である拡張期血圧が90mmHg以上、あるいはこれらの両方を満たす場合に高血圧と診断されます。普段症状はありませんが高血圧が続くと血管に負担がかかり動脈硬化が進みやすくなります。そうなると脳卒中や心臓病(心筋梗塞、狭心症など)、腎臓病などの重大な病気を発症する危険性が高まります。全身の動脈硬化が進まないうちに治療を始めることが大切です。
日本人の高血圧の約8~9割が、遺伝的素因や食塩の過剰摂取、肥満など様々な要因が組み合わさって発症する本態性高血圧です。一方で二次性高血圧という腎臓の異常や副腎など内分泌ホルモンの異常が隠されている患者さまもおられます。二次性は原因を特定し取り除くことができれば高血圧の根治が期待出来ます。当院ではこのような可能性を念頭において診療を行っています。
まずご自身の普段の血圧を把握していただくことが大切です。最近、診察室で測る血圧よりも家庭で測る血圧の方が脳卒中や心筋梗塞などの発症予測に優れていることが分かってきました。当院では血圧手帳をお渡しし診察時に参考とさせていただいています。
治療は降圧薬を処方しますが、その前に減塩など生活習慣の見直しをご相談させていただきます。長年の習慣を変えるのは難しいですが、少しずつ変えていくことで薬の量を減らしたり止めることも可能です。一緒に取り組み、出来たという喜びを増やして行きませんか?
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が必要以上に増加していたり、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が減少している状態です。
自覚症状はありませんが放置していると動脈硬化が引き起こされ、脳梗塞や心臓病、末梢動脈疾患といった病気を発症し、命の危険や下肢切断のような大きな障害を来してしまいます。
遺伝子や体質の異常から発症する家族性高コレステロール血症などの原発性高脂血症と、糖尿病や肥満、アルコール、喫煙、甲状腺機能低下症といった様々な病気や生活習慣が原因となる続発性脂質異常症があります。後者は原因の病気や病態を特定し治療することが優先されます。
健康診断で指摘された方は早めに受診してみてください。